皮膚レーザー
赤ら顔・毛細血管拡張症の治療には血管腫など、保険適応で使用されるダイレーザーと保険外診療ですが、ジェントルヤグレーザーに代表されるロングパルスヤグレーザーがあります。ダイレーザーは効果は期待できますが、ダウンタイムもあり、コントロールが難しいレーザーと言われ、主に皮膚科で使用されています。当院ではジェントルヤグレーザーを赤ら顔や毛細血管拡張症(お顔や足)治療に使用しております。*1回の治療では完了しないことが多く、5回前後で治療効果の判定をします。
米国キャンデラ社製のロングパルスヤグレーザー。血管に対するレーザーの反応がよく、その作用を利用して、赤ら顔や毛細血管拡張症、老人性血管腫、尋常性疣贅(ウィルス性のイボ)の治療に効果が期待できるレーザー治療機器です。 また、皮膚の深層(真皮層深部)までレーザー光が達し、熱エネルギーによるハリ感アップ・リフトアップ効果、毛穴縮小効果、さらに脱毛効果も期待できます。当院では主に保険診療で治療に難渋した毛細血管拡張症例や赤ら顔、難治性ニキビ、液体窒素で再発を繰り返すウィルス性のイボに対して、自費診療となりますが、その効果がかなり期待できる症例に対して使用しております。
赤ら顔(酒さ・しゅさ) 毛細血管が外的又は内的刺激によって拡がることで発生し、顔のほてりや発赤として発症し、鼻や頬を中心に赤くになります。全体的に赤く、血管の走行があまり見えないもやもやタイプの赤ら顔です。
毛細血管拡張症 拡張した毛細血管が網状・枝状・くもの巣状・網目状に肌に透けて見えたりする状態です。頬や鼻・鼻の周囲・足によく見られます。
老人性血管腫 加齢によって発生する小さな血管腫です。赤いほくろとされます。毛細血管が増殖および拡張した状態です。
接触照射と空中照射の二種類があります。
Copyright © 2019